未婚の母に対する周囲の反応・・・世間の目は冷たいです!

最近では、未婚の母になることを公表される有名人さんも増えてきましたね。ただ、未婚の母には賛否両論あり、世間に広く受け入れられるものではありません。

今回は、未婚の母に対する周囲の反応についての体験談と私の持論を書いていきたいと思います。

まずは不倫相手の子供だと思われます

最初の反応はこれです。ドラマや漫画の影響もあるのかもしれませんが、実際に未婚の母となる方の中には不倫相手の子供を出産する方は少なくありません。子供に罪はないですし、その人たちのことを悪く言うつもりはありませんが、不倫していない私もまとめて未婚で出産=相手が既婚者だから結婚できないと思われます。

別にいいんですが、たらぼーが「不倫の末にできた子」と思われるのが、事実とは違うしなんだかモヤモヤします。ですので、未婚の母になることを口に出す場合は、必ずセットで「相手は既婚者ではないです」と言っています。ただ、信じてもらえないことも多々あります。「本当は既婚者じゃないのか?」と言われるので、「そうかもしれませんね~」と軽く返事しています。いちいち真剣に反論しているとストレスになるので・・・

厳しい現実ですが、未婚の母になる場合は、どんな事情であっても一定数の人に不倫していると思われることを受け入れないといけません。

未婚の母も、産まれてくる子供も可哀そう

不幸とか可哀そうとかもよく言われます。一般的に言われる幸せな家庭とは、両親が揃っている家庭です。その一般的な形から逸脱したものは不幸であり、可哀そうなのです。特に既婚者(すでに”幸せな家庭”を手に入れている方)からはこの意見が多く出ました。よって、妊娠初期は中絶を提案されることもたくさんありました。

私は、自分の中で出産することを決めてから周囲に報告しています。それでも中絶した方がいいと散々言われたので、まだ出産するかどうかを悩んでいる段階で周囲に報告する場合は、中絶を勧められることを覚悟しておきましょう。

「何を言われても私は出産する!責任もって育てる!!」という強い意志がなければなれないという、いわば未婚の母に与えられた最初の試練なのかもしれません。

「酒のツマミになる話」にされます

常識のある社会人は、未婚の母になると聞いた時、その事情について根掘り葉掘り聞こうとはしません。聞かれない以上はペラペラ話すようなことでもないですし、私から詳しく話すこともありません。

そうなると、リアル「酒のツマミになる話」になります(^_-)-☆
会社のとある飲み会にて・・・私の上司が、安定期に入る前にお酒の勢いで暴露したそうです\(^o^)/(飲み会参加者からタレコミあり)
わずかな情報と憶測だけで飲み会は盛り上がるみたいですよ・・・

直接聞いてくれたらいいんですけど、コンプライアンスが重視される現代社会ではなかなか難しいようで・・・ある意味腫れ物扱いです(汗
私の会社は全国展開しているのですが、地方の事業所にまで私の情報が回っているそうです。みんな噂話好きですからね・・・

これから未婚の母になる方、職場での噂話(あることないこと)は避けられないと覚悟しておいてください(/_;)

妊娠22週目を超えると応援や心配の声に

中絶ができない時期に入ってくると、反対意見は応援に変わっていきます。まるで東京五輪開催に反対していた人が、いざ競技が始まったら一生懸命応援しているようなものです(笑)

不幸や可哀そうという感情は、心配に変わるみたいです。有難いことですが、中絶を勧めていたのに手のひら返しをしてきた家族や友人とは縁を切りました。少ない友人がさらに少なくなってしまいましたが、そういう人たちを頼りたいという気持ちにはなれなくて。

中には心配していることを装って状況を確認するだけの人(つまりは酒のツマミを求めてくる人)もいますからね(汗

まあでも、ひとまずは中絶を勧められることはなくなるのでストレスは軽減されますよ(^.^)

助産師さんに言われて気づいたこと

以前【出産レポ③】でも触れた助産師さんからのお説教・・・

それは、「相手の人は既婚者でしょ!きっとそうよ!騙されてるだけよ!そんな男諦めなさい!」というものでした。
この時( ゚д゚)ポカーンという感じで聞くことしかできなかったのですが、後でよくよく考えたら意味がわかりました。私が「どうしても彼の子供が産みたいからどんな状況でも産む!」と考えていると思われていたんです!なるほど!!(笑)
実際はそんなこと全く思っていないので説教は一切入ってきませんでした(笑)

未婚の母は、「結婚できなくてもいいからその人の子供が欲しい!」というロマンチスト(オブラートに包まずに言うと、イタイ思考の持ち主)だと思われるんだなあと気付かされました。そしてちょっと恥ずかしくなりました(汗
意外と現実主義な人の方が多い気がするんだけどなあ・・・

人によっては、「そんなに相手の男に夢中なのね??」と考えるようです。

私の持論「価値観は簡単に変えられない」

ここまで様々な周囲の反応を紹介してきましたが、私はそんな未婚の母に対する偏見は変えられないと思っていますし、変えたいとも思いません。また、このブログを読んで同情してもらおうとも思いません。

「未婚で出産することは虐待」とまで言う人もいます。価値観は人それぞれですし、その考えは正解ではないですが間違いでもないと思います。ただ、あえて関わる必要もないので、家族や一部の友人と縁を切りました。これからは、本当に応援してくれる人たちに励ましてもらいながら生きていこうと思っています。

ですが、厳しい言葉を受けることで得られたものもあります。
当時のことを思い返すと、「未婚の母でも”幸せな家庭”に負けないくらいのちゃんとした育児をしてやるぞ!!」という強いエネルギーが湧いてきます。それに、「一人での育児は絶対無理」と脅されていたため、いざ育児が始まると「あれ・・・大変だけど無理ではないかな?」と思えるようになりました。(まだ2ヵ月ですけどね)

価値観の合わない人とは無理に向き合わず、上手に付き合っていくのが一番ですね(^.^)


以上です(^.^)

未婚の母になろうと考えている方には辛辣な内容が多かったですが、これが私が受けたリアルな意見です。世間の風当たりは強いですが、応援してくれる人もいるはずです。一緒に頑張りましょう!!

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