【出産レポ④】いよいよ出産です!!

出産レポ最終回になります。長くてすみません(;O;)

陣痛促進剤を入れていくと・・・

朝から2度目の分娩台へ。今日の担当の助産師さんは、昨日までの人ではなく、可愛らしい方でした。(多分年下?)

前日からお腹の痛みが30分~1時間おきで来ていましたが、出産に向けて、陣痛促進剤を打って感覚を縮めていくとのこと。

私「今日産まれるんですか?」

助産師「そうですね。もしかしたら、明日になるかもしれません」

この時はまだ余裕があったので、明日の日本ダービーまでには産まれるかな?とか考えてました(笑)

相変わらず注射にビビりながら点滴を入れていきましたが、徐々に痛みが増していき、そんなことにビビっている場合ではなくなってきました。
お腹をギュッと締め付けるような痛みが5分くらいの感覚になったところで、もう一度助産師さんに確認しました。

私「今日産まれますよね?」

助産師「大分進んできてますから、今日産まれると思いますよ」

その後もお腹の痛みは増し続け、痛みの間隔もどんどん縮んでいきました。あと少し、あと少しと思いながら、痛みが来る度に悶絶するように。もう耐えられないと思った私は、再度確認。

私「いつ産まれるんですか・・・?」

助産師「そうですね・・・早くて17時くらいですかね」

時計を確認すると、現在13時半。

咄嗟に「17時!?!?」と叫んでしまいました。

私「耐えられないです!!もっと早く出てきませんか!?」

助産師「進んではきてますから、もう少し頑張ってください」

その後は、痛みが来るたびに叫ぶと、助産師さんが励ましてくれるというやりとりが何度も続きました。前日、3時間しか寝ていなかったこともあり、絶叫→寝る→絶叫→寝るのループでした。

無痛分娩にすればよかった・・・と強く後悔しました。時すでに遅し。

もう耐えられない・・・

痛みが増していく途中で、お産が進むという筋肉注射を打たれました。
筋肉注射なので痛いですよ、と言われましたが全く痛くなかったです。なぜなら、陣痛の痛みが強すぎるから・・・

陣痛の痛みについては、人によって様々な表現をされますが、私の場合は、「お腹をワイヤーで巻かれて両サイドから思いっきり引っ張られる」という感じです。つまり、めちゃくちゃ痛いです。

痛みが1分くらいの間隔になったくらいの頃。
助産師さんは「助けて!!死ぬ!!!」という私を励ましながら、定期的にお尻を押してくれました。余裕がなさすぎて、もう完全にタメ口でした(汗
お尻を押してもらっている間は、数秒間は少しだけ痛みがましになりました。

できればずっとしてほしい・・・ご家族が付き添ってくれる人は、ぜひやってもらってくださいね。

意識が朦朧とする中で、「もう無理!なんとかして!!お願いします!!!」と懇願するも、助産師さんは部屋を退出されました。
「待って!!助けて!!うわーーー!!!」と、一人虚しく叫んでいました・・・

先生登場!いきみスタート!!

一人分娩室で痛みに耐えていると・・・いつもの先生が!
そしてさっきの助産師さんと、もう一人の助産師さんも部屋へ!

もう声を出せないほど苦しかった私は、先生の「もうすぐ会えるからね~」の言葉に、頷くことしかできませんでした。

3人は防護服のようなものに身を包み、私の両足は袋を被せられ、足を開いていざ出産の体制へ。

先生「痛みがきたらいきんでね~」

やっと産まれる!!あと少し!!!
意識しているからか、さっきまで何回も来ていた強い痛みがなかなか来ません。

来た!!と思いいきむも、「まだ!そんなに痛くないでしょ!」と怒られました(汗

そして次のタイミング、これは絶対来た!!というタイミングで思いっきりいきみました。お恥ずかしいですが、ずっと大便がしたかったのを助産師さんに止められていたので・・・

「この際全部出してやる!!」(心の声)

尿もカテーテルで出されていたし、この時は恥ずかしいという感情は一切ありませんでした。そのためか、思いっきりいきむことができました。

助産師「上手ですよ~頑張って!」

陣痛の痛みと、お腹の上から助産師さんに押される痛みがわからなくなるくらい力を入れました。そして3回目のいきみで・・・

先生「はい!産まれたよー!」

子宮から何かがぽこっと出ていくような感じがしました。

やっと出産できました!

「んぎゃーーー!!」

出てきてすぐ、たらぼーは泣いてくれました。
やっと終わった・・・という気持ちが先行してしまい、感動の涙は出ませんでした(笑)

血まみれの赤ちゃんを拭いて、体重測定などをやってもらっている間、会陰を縫われていました。知らない間に切れていたようです(汗
麻酔がチクッとしましたが、痛みに強くなってしまったのか、もう注射くらいではビビらなくなっていました(笑)

あんなに痛かった陣痛も、どこかに消え去っていました。

助産師「はいじゃあ乗せますよ~」

タオルにくるまれたたらぼーを胸に乗せました。
バースプランでお願いしていたカンガルーケアというやつです!

温かい・・・

今まで感じたぬくもりの中で一番幸せなものでした。
その後、透明のケースに入れられたたらぼーをじっと眺めていました。

もっと抱きかかえたり触ったりしたかったですが、それよりも疲れすぎて動けずにいました。それに気づいてか、助産師さんはたらぼーを別室に連れて行ってくれました。

たらぼーは大きかったため、会陰が大きく裂けてしまっていたようです。その後、回復までがとても大変でした・・・というか、これを書いている今日(産後1ヵ月半)もまだ傷口に痛みがあります。

そして退院後に母子手帳を見て気づきましたが、吸引分娩でした。
吸引されているかどうかは全くわからなかったです。特に「吸引しますよ!!」みたいな声かけもないですからね。
もしかしたら、私の「なんとかして!!」を聞いた助産師さんが、吸引分娩で早く出してあげてと先生に言ってくれたのかな?と思っています。先生や助産師さんには感謝しかないです(/_;)


ということで、なんとかたらぼーを出産することができました。
少し書きましたが、産後も大変だったので、それはまた別の機会に書きたいと思います。

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